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学生時代、心理学を専攻し「この世の中にどんなタイプの人がいても、おかしなことではない」ことを学びました。心理職を目指すものの人のココロに正面から向き合うことに負担を感じ、ダイエットをきっかけに始めたエアロビクスに夢中になります。ビートの効いた音楽にあわせてカラダを使い爽快感を得ることに魅せられ、インストラクターの道へ進みます。小学生の頃「エアロビクス入門」という本を買い、その真似事をしていた過去を振り返ると、この転向にも頷けます。大学在学中からスポーツクラブでのレッスンを担当しはじめ、NHKのエアロビクス番組のレギュラーを3年務めました。そこで諸先輩方から、あらゆる視聴者にわかりやすく丁寧に伝える術を教えてもらいました。

 

 

その頃、ヨガの師・マック久美子に出会います。呼吸に耳を傾けながら、カラダとココロ双方にアプローチするヨガを体験しました。心身どちらもが澄んでいき、内にある静けさを知った感動は忘れません。以来、個性を尊重することに重きをおくイシュタヨガを学び、全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座を修了しました(RYT-500)。都内スタジオをはじめスポーツクラブ・カルチャースクールや各地イベントなどで指導しながら、beyoga japanの指導者養成コースではシニア講師として育成にも携わっています(E-RYT500)。

 

 

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幼少期からおてんばだった私はヨガを始めた当初、たくさん動いて難しいポーズに挑戦することを楽しんでいました。その後、2009年に第1子・2014年に第2・3子となる双子の出産を機に、生活とヨガとのかかわり方は大きく変わりました。妊娠中はマタニティヨガに親しみました。産後の疲れきったカラダとココロは、リストラティブヨガ(ブランケットやクッションなどの道具に身を委ね休息するヨガ)やヨガニードラ(寝たままできる誘導瞑想)などにとても助けられました。大好きな先生の産後クラスでは、そのエネルギーを浴びながら、たとえポーズがままならなくてもたったひと呼吸を感じることができる、そのありがたさに癒されました。

 

 

​わたしにとってヨガは、日々を歩んでいく過程にある、その時々の自分にちょうどいい塩梅の見つけ方を教えてくれるものだったりします。カラダとココロ、強さと柔らかさ、動くことと休むこと、頑張ることと手を抜くこと、自分で舵をとることと周りや流れに委ねること・・・などなど。その双方のあいだを行ったり来たり、揺ら揺らしながらバランスを見つけることが、カラダとココロを健やかにするということを教えてくれます。ヨガのいろいろな学びと、このバランスを探す道はこれからもずっと続きます。

 

 

たくさんの恵みをもたらすヨガをみなさんと共有することは、私の悦びのひとつでもあります。「いま、この瞬間」を体験する真剣な姿、自分自身に丁寧に寄り添うやさしい表情、ふぅっとカラダの力みが抜け落ちていく様子、垣間見える腹が据わったような強さ、伸びをしたときに思わず漏れてしまう「あぁ、気持ちいい~」の声・・・。

そんなみなさんのいろんな場面に立ち会える瞬間が、ヨガを伝えていて最高に幸せなときなのです!

 

 

おいしいものと、空の下が好き。

​なんでもあじわう事が好き。

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