イシュワラプラニダーナ
更新日:4月16日
呪文のような言葉を書きましたが
ヨガの世界で使う用語です。
ざっくり言うと
「人智を越えたところにある大きな力を敬い、委ねること」
でしょうか。
今、長男の中学入試真っ只中。
カフェにいます。
本日のみの一発勝負。
極度の勉強ギライで寝ても覚めても野球しか頭になかった息子が
「野球の強い中学を受験したい!」と言い出したのが6年生の6月。
野球チームのキャプテンという役割を背負いながら塾通いがスタート。
その姿はとてもしんどそうでした。
いつか挫折すると思っていました。
でも、今日に至ります。
我々夫婦は、いくつかの理由から公立に行くことを望んでいました。
当たり前に、そうなると思っていました。
受験宣言は、大げさではなく晴天のへきれきだったのです。
「私立には行かせられない」
そう一蹴することも出来たはずなんです。
親という権利を使えば。
でも、息子の芽を摘みたくなかった。
野球でクタクタのなか勉強に取り掛かる様子
勉強の合間に欠かさないジョギング&筋トレ
そこには自分の可能性に挑戦する姿がありました。
正直、今の今に至っても
進路が公立に決まったら安堵する夫と私が想像できます。
でも、息子の人生をコントロールすることはしない。
私達の役割は、息子が自分の道を安心して進んでいけるよう
その環境を整えること。
カラダとココロが喜ぶご飯を作って
明るい食卓を心がけ
あったかい布団を用意して
面倒くさがって使わない加湿器を使うよう促して
不安ゆえにお喋りになっている息子の話を聞いて
…
親が子に出来ることは限られている。
息子の力を信頼し
私たちみんなを生かしている
目には見えないけれど確かに存在するその力に委ねる。
今日の受験に受かっても落ちても
本人だけでなく親にも大きな影響が降りかかる訳だけれども
その結果を受け入れ新たな流れに乗っていく。
結果は今夜。
ほんと、スピード&デジタル社会ですね。
「今夜落ちたら、朝とは目指す学校がもう変わってるんだね。
なんかおもしろい!!」
今朝、息子が発した言葉。
(すでに目指している高校があります)
結果を受け入れる準備はバッチリのようです。
月並みですが、昨夜はカツ丼でした!
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